ファストフラッシュによる雨漏りの応急処置について

この記事を読むための時間：3分

自宅が雨漏りした場合、とりあえずは応急処置をしなければなりません。あまり費用をかけることなく、応急処置できるような便利なものはないのでしょうか。

 

雨漏りの応急処置には、デックス社のファストフラッシュがおすすめです。ファストフラッシュは、雨漏りする箇所の形状にかかわらずしっかりと接着するため、貼り付けた後の雨水の侵入を防いでくれるのです。

 

今回は、ファストフラッシュの施工方法と、雨漏り箇所別の応急処置方法について詳しく紹介していきます。

ファストフラッシュの施工方法

ファストフラッシュは、特殊な工具を使うことなく誰にでも簡単に施工が可能です。施工手順は次のとおりです。

 

1．ファストフラッシュをカットする

ハサミやカッターを使って、ファストフラッシュを貼り付けに必要な長さにカットします。

 

2．施工箇所に貼り付ける

施工箇所についたホコリや水分等をしっかりと拭き取った後、ファストフラッシュの雛形紙を剥がして貼り付けます。

 

3．施工箇所の形状に合わせて伸ばす

施工箇所に密着させるため、貼り付ける面の形状に合わせてファストフラッシュを伸ばして接着させます。

 

4．ローラー等を使って押さえる

しっかりとファストフラッシュを接着させるために、ローラー等を使用して圧着します。

 

5．保護フィルムを剥がす

ファストフラッシュをしっかりと圧着した後、EPDMの保護フィルムを剥がします。

 

6．約24時間待つ

しっかりと接着させるために、約24時間そのままにしておきます。これで、ファストフラッシュによる施工が完了です。

【雨漏り箇所別】ファストフラッシュの応急処置方法

さまざまな箇所で施工可能なファストフラッシュですが、ここでは、施工箇所ごとの応急処置方法についてご紹介します。

雨どいの応急処置

雨どいから雨水が漏れたり、水が垂れたりする場合、破損してできた小さな隙間や老朽化した箇所をしっかり確認することが必要です。破損箇所が確認できたら、しっかりと汚れや水分を拭き取ってから、ファストフラッシュを破損個所よりも大きめにカットして、しっかりと貼り付けます。

 

ここで大切なのは、貼り付け前にしっかりと水分を拭き取ることと、雨どいの形状に合わせてファストフラッシュを密着させることです。そうすれば、ファストフラッシュが剥がれることなく、雨どいを長持ちさせることができます。

屋根の応急処置

屋根からの雨漏りの場合も、破損箇所の状態をしっかり確認しなければなりません。雨水が建物の中まで侵入している場合は、屋根以外の箇所まで破損している可能性があり、大掛かりな修理が必要となります。しかし、破損箇所を塞ぐだけであればファストフラッシュで応急処置が可能です。

 

破損箇所のホコリや砂、水分をしっかり拭き取った後、破損箇所よりも大きめにファストフラッシュをカットして、屋根の形状に合わせて貼り付けます。

 

仕上げにローラー等で圧着させておけば、しっかり接着させることができるため、応急処置ではなく恒久的な処置にもなります。

波板・壁の取り合いの応急処置

波板や壁の取り合いから雨漏りする場合、その複雑な形状に合わせてファストフラッシュを貼り付ける必要があるため、より大きめにカットしなければなりません。

 

破損個所の汚れや水分をしっかり拭き取った後、ファストフラッシュを伸ばしながら、貼り付け箇所の形状に合わせて密着させます。ローラーで圧着させれば、きれいな仕上がりになりますし、耐久性もアップします。

配管・パイプ廻りの応急処置

水回りのトラブルにも、ファストフラッシュがおすすめです。老朽化による破損やひび割れなどによって配管やパイプ回りから水漏れする場合は、破損箇所を確認した後、止水栓をしっかりと締めてから補修します。

 

破損箇所回りの水分や汚れをしっかりと拭き取ってから、大きめにカットしたファストフラッシュを貼り付けます。配管やパイプの形状に合わせて、密着させておきましょう。

その他雨漏り箇所の補強

雨漏りしてしまった場合は、雨水の侵入を防いで、建物が腐朽しないようにしなければなりません。補修箇所の大きさに応じて、必要な分だけファストフラッシュをカットして貼り付ければ、応急処置が可能です。

 

ファストフラッシュさえあれば、一時的な雨漏り補修だけでなく、恒久的な防水対策にも使用できるので、非常に便利です。

ファストフラッシュで素早く雨漏りの応急処置をしよう

大切な自宅が雨漏りしてしまうと、建物の耐久性が低下する原因となりかねません。雨漏りが発生した場合は、建物が腐食する前に早めに応急処置を行ってください。

 

ファストフラッシュで応急処置をしてから業者に修理を依頼すれば、それ以上建物に被害は及びませんし、雨漏り修理のためにファストフラッシュの使用を業者にお願いすれば、修理費用を抑えることも可能です。

 

今回の記事を参考にして、雨漏り補修のために、ファストフラッシュを使って素早く応急処置をするようにしましょう。