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塩ビシートとはどんな防水工事に使うべき?メリット・デメリットから徹底分析

建物の屋上

塩ビシートとは大規模な防水工事に最適な素材

この記事を読むための時間:3分

建物の屋上防水工事の一つにシート防水という工法があり、その工法でよく使われる素材に塩ビシートがあります。ビルや公共施設、マンションなどの大きな建物でよく使用されていて、雨水から建物を守るために下地の上に貼り付けるシートです。しかし、実際にはどのような効果があるのでしょうか。

 

今回は、防水対策に使用される塩ビシートについて、メリットやデメリットも含めて詳しく紹介していきます。

塩ビシートとはどんなもの?

塩ビシートの「塩ビ」とは、「ポリ塩化ビニル」のことで、PVCという名でも知られている一般的なプラスチックの一つです。ホースやパイプ、文房具など、私たちの身の回りで幅広く使われている素材です。塩ビシートは、このポリ塩化ビニルをシート状にしたもので、高い防水効果が期待できます。

 

塩ビシート防水工事では、厚さ約1.5mmのシート1枚を貼り付けて防水層を作ります。主に学校や病院などの公共施設、ビルやマンションなど、屋上に障害物が少ない大規模な建物での防水工事で施工される工法です。

塩ビシート防水工事の種類

塩ビシート防水工事には、接着工法(密着工法)機械固定工法の2つの工法があります。施工箇所の下地の種類のほか、用途に応じて使い分けています。

接着工法(密着工法)

接着工法(密着工法)では、接着剤を使用して塩ビシートを下地に貼りつけています。ある程度の強度を保つことができるため、屋上のほか、ベランダやマンションの共用廊下、階段など、軽歩行が可能な箇所に使うことができます。

 

ただし、通気性がないため、下地の状態によって影響を受けるケースがあります。シートが剥がれないよう、接着剤をしっかりと乾燥させる必要があります。

機械固定工法

機械固定工法では、下地と塩ビシートの間に緩衝材を入れ、固定ディスクを使用して接合します。建物の躯体に亀裂、振動などの影響を受けずに施工することができます。下地の状態に左右されないことから、既存の防水箇所に対する改修工事の場合でも、最低限度の下地処理で済むため、コスト削減も可能です。

 

基本的に、人が歩かない場所での施工がおすすめです。

塩ビシートのメリット・デメリット

大規模な建物での防水工事に便利な塩ビシートですが、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、塩ビシートのメリットとデメリットについて、詳しく説明します。

メリット1:優れた耐久性・耐熱性

塩ビシートは耐久性に優れており、使用状況にもよりますが、耐用年数が15年から20年と言われています。また、熱や紫外線のほか、オゾンにも強い素材であるため、他の素材と比較して、劣化のスピードも遅くなっています。

 

塩ビシート自体、しっかりとした強度を保っていますが、シートの上から保護塗料を塗ることで、耐久性はさらにアップします。

メリット2:工期の短縮が可能

既存の防水箇所への改修工事の場合、下地処理を最低限度で済ませるだけで、その上からシートを被せてしまうことから、工期を短縮することが可能です。工期の短縮は、防水工事にかかるコストの削減にもつながります

メリット3:低コストなメンテナンス費用

塩ビシートの耐用年数が15年から20年と、他の素材と比較しても長いことから、定期的なメンテナンスにかかるコストを抑えることが可能です。一回の防水工事にかかる費用が高くても、メンテナンス費用も含めて考えれば、全体的なコストを安くすることができます

デメリット1:形状が複雑な箇所には不向き

塩ビシート防水で施工する場合、シートを施工する箇所に合わせてカットしながら貼り付けることになります。平らな場所であれば、シートをそのまま広げて貼り付ければよいですが、形状が複雑なバルコニーや階段には、なかなか難しい作業となります。形状に合わせて端を全て密着させることができないと、雨漏りの原因にもなりかねません

デメリット2:施工後ににおいが残る

塩ビシートには独特のにおいがあり、塩ビシート防水の施工後、しばらくの間はそのにおいが残ってしまいます。建物の屋上など、あまり人が近寄らない場所であれば気にならないかもしれませんが、生活エリアや人通りのある場所に施工する場合、においが気になる可能性があれば、あまりおすすめしません。

塩ビシートによる防水工事で建物を長持ちさせよう

耐用年数が長い塩ビシートは、一度防水工事を行えば、メンテナンスに費用をかけることなく長持ちさせることが可能です。しっかりと防水工事を行えば、雨水から建物を守ることができます。

 

今回の記事を参考にして、塩ビシートのメリットが活かせる場所で塩ビシート防水工事を行い、建物を長持ちさせましょう。

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