漆喰が時代を超えて使われ続ける7つの理由とは?
漆喰が古くから現代まで愛されてきた7つの理由
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城郭や土蔵、神社仏閣など、古くからある伝統的な建築の多くに漆喰が使われています。そして時を経た現代でも変わらず使われ続けているのは、漆喰に人を惹きつける魅力があふれているからに違いありません。どんなに技術が発達しても、安心して暮らしたいという人々の気持ちは昔も今も変わりがなく、そのための先人たちの知恵と工夫が、現代の住まいでも生かされているのです。白く輝くその美しさだけではなく、機能的で暮らしやすい環境を創出する漆喰が、古くから現代まで愛されてきた7つの理由をお伝えします。
目次
技術の進化にも負けない漆喰の実力
海外でも古くから住居などに利用されてきた漆喰。消石灰(しょうせっかい)を砂と水で練ったものが、紀元前から建築材料として用いられていました。日本では、ひび割れ防止のために藁や麻、海藻のりなどを『つなぎ』として混ぜ合わせたものが主に使われていますが、そのつなぎ材も漆喰の機能性を高める大きな要素となっています。そんな漆喰に、どのような特長があるのかを見ていきましょう。
乾燥や湿気をコントロールして快適な室内環境をキープ
漆喰は表面に無数の小さな穴が空いており、湿度が高いときには水分を吸い込み、乾燥しているときには水分を放出するといった調湿性があります。そのため1年を通して安定した室内環境を保ってくれます。
耐火性能に優れ、燃やしても有害ガスなどの発生がない
燃えにくい素材でできている漆喰は、一般的な壁紙などと比較しても格段に耐火性に優れています。また、化学物質を含んでおらず、燃やしても有害ガスが発生することがありません。
ウイルスやカビなどの増殖まで抑える抗菌作用
漆喰の主成分は強アルカリ性。ウイルスやカビなど、微生物の繁殖を抑制するなどの抗菌・除菌作用があります。
シックハウス症候群などの原因物質を放出しない
建材などに含まれる化学物質から放出される有毒ガスや、カビやダニが原因で発症することもあるシックハウス症候群。漆喰は有毒ガスを発生することがない上、カビやダニの繁殖を妨げる効果があります。
子育て空間でも安心!化学物質を含まない自然素材
今はどこへ行っても化学物質やウイルスなどの危険と隣り合わせ、と言っても過言ではない時代です。大人にとっては快適な環境であっても、赤ちゃんや子供も同じとは限りません。漆喰は化学物質を含んでおらず、子育てにもやさしい自然素材です。
静電気の発生がなく汚れの原因を寄せ付けない
ビニールクロスなどの一般的な壁紙は静電気を発生させるため、ほこりなどが壁に張り付いてしまいます。更には、人が通るとそのほこりが舞い上がってアレルギーの原因となることも。反して漆喰は静電気の発生がありませんので、ほこりや汚れの原因となるものを寄せ付けません。
コテの使い方で様々なデザインが楽しめる
漆喰というと白くフラットな壁が思い浮かびますが、立体的な模様などを表現できるのも持ち味のひとつ。和風でも洋風でも、コテの使い方次第で色んな表情が楽しめるのは、漆喰をはじめとする塗り壁の醍醐味とも言えるでしょう。
まとめ
漆喰は、乾燥や湿気をコントロールする調湿性と、ウイルスやカビを抑制する抗菌性、また耐火性にも優れており、快適で心地よい住環境が期待できる建材です。また化学物質を含まない自然素材なので、シックハウス症候群などの原因物質を放出することもなく、静電気を発生させないためほこりや汚れの原因となるものを寄せ付けません。古い時代から現代まで廃れることのない漆喰は、どの時代のライフスタイルにも合った素晴らしい建材と言えるでしょう。
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