土嚢とは何?使い方も含めて解説!
土嚢は土砂を詰めて使う土木資材
この記事を読むための時間:3分
土嚢がどんのものなのかを詳しくご存知でない方も多いのではないかと思いますが、台風や豪雨などの多い地域にお住まいの方であれば、知っておいて損はありません。本記事では「土嚢とは何か」といった基礎知識から「土嚢の具体的な使い方」までをまとめさせていただきましたので、気になっていた方はぜひ最後までご覧ください。
目次
土嚢とは
土嚢とは、水害時の応急対策や土木工事の現場などで、布袋の中に土砂を詰めて用いる土木資材のことを指します。日本は川が多い上に、降水量も世界平均の2倍であるため、昔から氾濫の被害に合ってきましたが、土嚢を積み重ねて並べることで、水の侵入を食い止められたり、玄関が水浸しになるなどの被害を抑えることができるので、水害対策として欠かせないものだと言えます。
土嚢が必要になるシーン
土嚢が必要になるシーンの代表的な例として、台風や集中豪雨などにより川が氾濫する可能性が考えられる場合が挙げられます。もしも住居に水が侵入してしまうと、住宅が劣化したしてしまったり、大切な家財道具に大きな損害を受けてしまいます。前もって玄関などの開口部に土のう袋を敷き詰めておくことで被害を最小限に抑えることができます。
土嚢の使い方
土嚢の具体的な使い方について3つのStepに分けてお伝えします。
- 土嚢袋を用意する
- 土嚢袋に土を詰める
- 土嚢袋を積む
土嚢袋を用意する
土嚢袋は50枚で700円程度と手頃な価格で手に入れることができますので、近くのホームセンターやネットショップで購入してください。また土嚢袋には様々な種類があり、素材はポリエチレンと麻の2種類が一般的ですが、ポリエチレンの方が流通数も多く、紫外線にも強くて破れにくい特性を持つのでおすすめです。なお、土砂を用意できない人向けの水を入れて使うタイプの土嚢袋もあるので、状況に合わせて選んでください。
土嚢袋に土を詰める
土嚢袋の用意ができたら中に土砂を詰めていきますが、容量いっぱいまで中身を詰め込んでしまうと、その分重くなり、積み重ねるときにとても大変になることや、袋同士がフィットせず隙間が空いてしまう可能性もあるため、土砂はだいたい袋の2/3ぐらいまで詰めるようにしましょう。土砂を入れ終えたら、土羽打ちや角材で叩いて、形が台形になるように整えてください。
土嚢袋を積む
土を詰め終わったら、土嚢袋を必要な場所に設置していきますが、土を入れた土嚢袋は結構重いので並べるときは注意してください。また、水の侵入をしっかり防ぐためにも、上段のつなぎめが交互になるよう隙間なく綺麗に積むのが大切です。土嚢作業は時間も結構かかる上に体力も必要になりますので、なるべく大人数でやる方がおすすめです。
土嚢の代わりになるもの
水害による浸水対策には土嚢袋がベストではありますが、急な状況により土嚢袋を用意できなかった場合には、ポリ袋やガムテープ、ダンボールなどで代用は可能です。ただし浸水対策として完璧という訳ではありませんので、どうしても仕方ない場合や短期的な応急対応のみにしておいたほうが良いでしょう。
土嚢は台風や豪雨の被害を小さくする
最後に本記事のまとめとなりますが、土嚢は台風や豪雨などによる水害の被害を小さくするのに必要なものです。特に川の近くの地域にお住まいの方であれば、土嚢袋の準備をしておくことをおすすめします。備えあれば憂いなしということわざもある通り、何かがあってから用意をしようと思っても間に合わず思いもよらない被害を受けてしまう可能性もありますので、もしまだ土嚢袋を用意されてないようであれば、ぜひこの機会に土嚢袋を購入をご検討ください。
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