床を守るための養生 そのやり方とは?
床を守るための養生 そのやり方とは?
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引っ越しや点検の現場で必須の床養生ですが、正しく綺麗に行わないと、床を汚してしまったり傷つけてしまう恐れがあります。
ここでは、床を守るための養生の仕方について簡単に解説していきます。
目次
搬入経路での養生の仕方
ここでは搬入経路を確保するための、養生のやり方について簡単に解説していきます。
養生の貼り方だけでなく、貼る際に押さえておくべき注意点についても紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
まず青ベニヤを敷く
まずは養生のために使う青ベニヤを、部屋の床に敷いていきます。
床に敷く際には、表面のザラザラしている方が上を向くように敷いていくのですが、この時青ベニヤ同士が重なっていると、足元が滑るため、作業の際は必ず重ならねないように敷いていきましょう。テープで青ベニヤ同士を留める
青ベニヤを床一面に敷いたら、繋ぎ目をテープで留めていきます。
留めていない状態のベニヤは滑りやすいため、テープで留めずに作業を開始してしまうと大変危険です。
搬入経路の床に養生をする際の注意点
基本的に青ベニヤは、縦に一枚づつ貼っていきます。
しかし、搬入通路が広い場合は臨機応変に、ベニヤの置き方を少し工夫しなくてはなりません。
動いた際に青ベニヤがズレてしまわないように、床一面に敷き詰めましょう。
また、場所によっては床にワックスを塗っている所があります。
ワックスの塗られた床に直接テープを貼ってしまうと、剥がす際にワックスが一緒に剥がれてしまうことがあります。
フローリングやリノリウムなど、ワックスが塗ってあるような床では、テープを直接貼らずに、青ベニヤ同士をくっ付けて、足元の養生をしましょう。
エレベーターでの床養生の仕方
次にエレベーターでの搬入の際に必要な、養生について簡単に解説していきます。
タワーマンションや高層ビルなどの搬入の際には、どうしてもエレベーターを利用しなくてはなりません。
その際にエレベーター内の壁や床を傷つけてしまうと、建物の管理会社とのトラブルの原因となるので、それを避けるためにも養生は必ず行いましょう。
床のマットを外す
エレベーターにはよく、カーペットのようなマットが敷いてあります。
マットは外し、フロアの隅など、邪魔にならない場所に置いておきましょう。
青ベニヤを敷き詰める
搬入経路の養生と同様に、エレベーターの床に青ベニヤを敷き詰めます。
隙間なく、青ベニヤ同士が重ならないようにして、繋ぎ目をテープで留めて固定します。
開閉ドア敷居(パタンコ)を取り付ける
開閉ドア敷居(パタンコ)は、エレベーターの溝に台車の車輪がはまらないようにするための、橋のような役割を持つ道具です。
また、開閉ドア敷居(パタンコ)を使うことで、ドアの敷居部分に傷が付くのを防ぎます。
エレベーターの床養生をする際の注意点
上記と重なりますが、エレベーター内に敷いてある床のマットは必ず外しましょう。
マットを敷いたまま養生をしてしまうと、青ベニヤが滑りやすくなるため、クライアント様の備品を傷つけてしまったり、怪我などの事故原因となります。
場所によっては、エレベーター床用の青ベニヤや、パタンコをビルやマンションが用意していることがあるため、事前に確認を取っておくと、荷物が減り、作業が楽になるでしょう。
トラブルを避けるために養生をすべし
養生の必要性は理解いただけたでしょうか。
養生をすることで、クライアント様の家財道具や備品を守るだけでなく、建物の床や壁を守ることができます。
もし養生をせずに、壁や床を傷つけてしまっては、クライアント様だけでなく、建物の管理会社とのトラブルにも発展する可能性が出てくるため、リスクを抑えるためにも、養生は必ず行う必要があります。
手間のかかる作業ですが、少しでもトラブルを避けるためにも、養生は必ず行うようにしましょう。
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